伊豆の国市古奈にある『湯谷神社』は、温泉発祥の地として有名なスポットです。
湯谷神社ってどんなところ?
少し坂になった道をとことこ歩くと神社の鳥居が。伊豆長岡温泉の源泉発祥とされる、めでたい神社とはココのことです◎
鳥居をくぐる前になにやら気になるモノを発見!
このポンプは伊豆長岡温泉発祥の温泉跡としての記念になってます。
昭和初期に源泉を掘削して揚湯したもので、昭和30年の初め頃まで薬湯が出ていたらしく、火傷によく効き子宝の湯としても知られていました。
壁側の石表面を見ると伊豆石をツルハシにより人力で掘り出された跡が◎
古奈の元湯
出典:湯谷神社 案内札より
この源泉は古来亜州古奈湯と呼ばれ伊豆の国では、伊豆山の走り湯、修善寺の独鈷の湯と共に三名湯のひとつとして特にその薬効をうたわております。
蛭ヶ島流刑の身となった源頼朝公も入浴されたことが、鎌倉時代の文言吾妻鏡に記されております。
この案内書の付近は昔の共同風呂の跡地で、この下の岩盤の割れ目から温泉が湧出していた。浴槽の底に格子状に工夫されたものを洗浄の時に取り外すことが出来る様に、埋め込み底からも温泉が絶えず出ておりました。
この湧出は大正時代の末頃まで続いていたわけですが、各所に新源泉が堀削されたため止まってしまいました。
伊豆長岡温泉発祥の温泉跡なのだが、忘れ去られてしまったのか以前まで神社は草ボーボーだったようです。しかし、現在は市民の方が整備してるようで綺麗でした◎
この辺りは神社が多く七福神巡りができ、こちらは恵比寿様。
本堂は朱色でカワイイ。
杉の御神木様が神社を見守る。
湯谷神社ご神木について
このご神木(杉)は威風堂々と天にそびえ。300年余の歳月地元氏子の信仰の対象として生き抜いた。
しかし平成29年(10月例歳を前に)9月下旬蜂の巣の駆除の際、ご神木に火が移り大火となる。
懸命なる消火活動のお陰で無事に鎮火した。焼けた根株を保存し今後の教訓とすべく、地元の総意にお基づき整備するものである。
胸高周囲 484センチメートル
根回り 740センチメートル
樹高 3,600センチメートル
カランコロンとお祈りしてココを跡にする。
下りの写真良き。
湯谷神社の隣は石切り場跡ですごい迫力◎
ツルハシの跡が鮮明に見えるが、この規模を人力でやるとは大変や~
最近では整備が進んでおり、近くを通るたびドンドン綺麗になってゆくのだ。
ここの敷地は近隣旅館の持ち物らしく、ゆくゆくはライトアップなどしたり温泉を作ったり観光スポットにする展望があるそうですが、まだハッキリとは決まってないそうです。
天空の城ラピュタの世界を彷彿とする不思議な場所した。
見せ方一つで素敵な場所に進化すると思うので、今後も目が離せない♪
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住所・アクセス・駐車場
住所 | 〒410-2201 静岡県伊豆の国市古奈1 |
アクセス | 伊豆箱根鉄道駿豆線 伊豆長岡駅から徒歩20分 |
駐車場 | なし(神社の前に駐車できるスペースはあるが狭い) |