萬城の滝(ばんじょう)|近くにはキャンプ場もあるナイスなスポット

萬城の滝

伊豆市地蔵堂にある『萬城の滝』は、四季を通じて水勢が衰えず落下する様子は真に “男性的” と言われており、高さは20mで幅が6m。

古くは『大滝』と呼ばれ、滝の裏側から落水を見ることができたことから、別名『裏見の滝』とも呼ばれてましたが現在は見ることができません。涙

今回は、台風後に行ったので水勢がハンパじゃなかったです!

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萬城の滝ってどんなところ?

駐車場から近いところにあり、滝を見るスポットもすぐ近くなので歩く距離は短いです。

本来はチョロチョロ流れるところも大雨の影響で激しいことに。

昔は、このお地蔵さんがいる横の道から滝の裏まで行くことができましたが、現在は足場が悪いので危険なため進入禁止です。

滝にまつわる伝説

 昔、山葵沢の開墾をしていた時、古い地蔵尊像が石の間から出てきました。仕事をしていた人達は、貴いお地蔵様がどうしてこんなところにあったのかと不思議に思い、そのままにしておけず、滝の裏を通る滝道の傍らに安置して祀りました。

 その後は仕事も順調に進み、この人達にも幸せが続いたといわれています。また、この滝道を通る時はいつも自分の年齢の数ほどの石を持っていき、このお地蔵様に供えて安全を願い滝道を通るための許しを乞うたともいわれています。

 その他に、夏に干天が続くと、法蓮寺の梵鐘を青年団員が担いできて、冷厳な滝水に打たせ、雨が降るのを祈念し、その三日後には必ず雨が降ったという『雨乞い』の伝説もあります。また近年では、滝の表裏両側から鑑賞できることから、両方の想いをよせる『両想いの滝』とも言われています。

出典:伊豆市

崩落のため危険 侵入禁止!見ると侵入したくなるが、明らかに足場がなく確実に滝壺にダイブしそうな予感◎

滝を正面から眺められる橋があるのだ。昔の人は滝の裏をグルリと回っていたんだろうな〜

砂が巻き上げられているということは、この高さまで水が浸かったと考えると恐ろしい。

デーン!水しぶきが舞ってマイナスイオン全開です◎大きな滝ではないが滝裏が見えたりで、なんだか神秘的な場所。

滝を見に来ているお父さんがいて、話しかけると家が近いのか時々ここに来るみたいだけど『こんなに水勢が強いのは見たことがない』とのことでした。“男性的”な滝。

右手の少し上がったところは山葵田になっている。遠くからの眺めもGOOD◎

キャンプ場

駐車場横のトイレはカブトムシ仕様できゃわわ。

キャンプ場の案内図。バンガローはそれぞれ鳥の名前が付けられている。ます池などもあるので釣り道具持ってきたら楽しいかも。

テントサイトはこんな感じで、しっかり区画がくぎられている。

バンガローはこんな感じで、使用料安いからエアコンとかもちろんついてない。バンガローまえでバーベキューもできるから、宿泊じゃなくても小さな子どもいる家族は休憩しながバーベキューできるのでおすすめ。料金も休憩だと2,200円なので、人数によってはキャンプ場行くより安いかも。

アクセス・駐車場

住所〒410-2515 静岡県伊豆市地蔵堂776-1
アクセス伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺駅からバスにて地蔵堂下車、徒歩15分
電話番号0558-83-2654(キャンプ場予約時)
料金テントサイト
キャンプ 2,750円(11:00〜翌日10:00まで)
デイキャンプ 500円(10:00〜15:00まで)

バンガロー
宿泊 6,600円(11:00〜翌日10:00まで)
休憩 2,200円(10:00〜15:00まで)

※別途、入場料が人数分かかります。
中学生以上(220円)小学生(110円)

まとめ

マイナスイオンたっぷりの滝と、キャンプやバーベキューが楽しめる『萬城の滝』は、意外と穴場でした。浄蓮の滝もいいけどコチラもおすすめです♪

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